三代目❤夢小説 『NAOTO編90』
「どこかで食事して帰ろっか?」
「ううん、お買い物して帰ろ。隆臣くんと一緒に夕食食べたい」
「たっくんヤバいでしょ?」
「うん!とっても可愛いね」
「陽翔や他の園児とは少し違くない?」
「みんなそれぞれ個性があるけど、隆臣くんの個性って際立ってて、一緒にいても凄く楽しいね」
「まりあに、なついてるしね」
「今夜も読み聞かせしてあげたい」
「きっと喜ぶよ」
「しばらくお休みしてたから、園児達にも早く会いたくなってきた」
直人がきゅっと手を握り返した。
「なおちゃん、明日一緒に来るの?」
「うん、行くよ。スケジュールも調整したし」
「まりあを一人で行かせるわけにはいかない」
「明後日は?」
「明後日は朝から仕事だ」
「ほらね、毎日なんてムリよ。私なら大丈夫だって」
「何かあってからじゃ遅いからね」
「どこかに優秀なボディガードいないかなぁ…」
「みんなの目があれば、何もしないよ」
臣のマンション近くの商店街は沢山の人で賑わっている。
人混みを掻き分けるようにして二人が歩くすぐ側に、長身の若い男が迫っていた。
つづく
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2019.03.13 07:52
2019.03.13 07:51
2019.03.13 07:50