三代目❤夢小説 『NAOTO編54』

フェリーが渡嘉敷港を離れてすぐに、二人は船内のイスに座り手を繋いだ。


直人のiPadが鳴った。


「SEVENの新しいサンプルが仕上がってね」


「SEVENの?」


「そうだよ。まりあも見る?」


「いいの?」


「特別にね」


二人は体を寄せて一緒にSEVENのサンプル画像を見た。


自然にまりあの手が直人の左腕に絡む。


二人共CAPを被り、直人はサングラスを、まりあは伊達眼鏡をつけているので、
周りの乗客は気にもしていない。


「あ!直人さん、これ」


まりあが声を弾ませた。


「こら、声が大きい💦」


「…ごめんなさい💦」


「びっくりしたでしょ  笑」


直人が優しく笑いかける。


「バレるといけないから、なおちゃんって呼んでいいよ」


「ホント?」


「ん、呼んでみて」


「なおちゃん…」


「なぁに?まりあ」


「これ、私が提案したキッズの…」


「そうだよ。早速デザイン起こしてサンプル作ってみたんだ。可愛いでしょ?」


「嬉しい…」


「ねぇ、いつSHOPに並ぶの?」


「来年の春だよ」


「…来年の春」


「今、なに思ったか当ててみよっか?」


「え?わかるの?」


「来年の春、SEVENの店頭に私が考えたアイテムが並ぶのを、大好きななおちゃんと一緒に見れたら…でしょ?違う?」


まりあの大きな瞳が潤んできた。


「嘘でしょ…大当たり?」


「俺、凄くない  笑」


「凄い、どうしてわかったの?」


「顔に書いてあった」


「なおちゃんのばか…」


「ほらほら!泣いてると抱きしめたくなるから泣きやんで」


「だって…」


「さすがにこれだけ大勢の乗客の前じゃ、抱きしめてあげられないでしょ?」


「なおちゃん…」



つづく






マヤ

三代目・BTS妄想ストーリー書いています

2コメント

  • 1000 / 1000

  • マヤ

    2019.01.21 13:19

    @kiaおちゅー(^O^☆♪ なんか自然にいい感じでしょ? だって熱い😗しちゃったんだもんね(*´-`) なおちゃんとまりあの未来は? どうしたもんかね?kiaしゃん👸 🍵🐒←考え中…
  • kia

    2019.01.21 08:23

    ありゃ🥰すっかりLove❤️な二人だね✨ なおちゃんってはじゅかしくて😳呼べない😳つかの間の幸せか永遠の幸せか…知るのはまやしゃん🌹のみ?✴️