三代目❤夢小説 『NAOTO編46』

「新居は東京だよ!これは譲れない」


「いいよ、そのかわり私も保育士続けてもいい?」


「やりたいんでしょ?いいよ、二人の子供ができるまではね」


「子供ができたら?」


「家にいて欲しい」


「仕事から帰ったら、いつも陽だまりのような部屋で、笑顔がステキな君と可愛い子供達が待ってるんだ」


「いつも暖かいお夕飯作って、あなたを待ってるの」


「うん」


「子供は何人?」


「俺絶対男の子は一人欲しい」


「それって陽翔くんや隆臣くんと接してるから?」


「そう!もーね、ちっちゃい男の子ってホントに可愛いんだよ」


「男の子だったら一人っ子でもいいな」


「女の子が生まれたら、直人さん、お嫁に行かせないでしょ?」


「まりあにそっくりな女の子なら…誰にもやらないね」


「褒めすぎだよ」


「本心だから」


「……」


「で、おじいちゃんとおばあちゃんになったら…」


「いきなりそこまで飛ぶの?間がないよ 笑」


「いーの」


「子供達も巣立って二人っきりになったら…」


「このケラマでゆっくり暮らすのもいいな」


「…まりあと二人で」


「…きっと、毎日がキラキラしてステキね」


「その頃になったら、俺おじいちゃんだよ!キラキラしてっかな?」


「直人さんだもの。いくつになってもお洒落でキラキラしてるよ」


「そっかなぁ?」


「そーだよ!私にはわかる」


しばらく沈黙があった。


「まりあ」


「はい?」


「…幸せになってね」


「直人さん…」


「もし辛くなったら、いつでも俺を頼って」


「…約束だよ」


直人はまりあの小指に自分の小指を絡めた。


「約束…」


まりあは小指から伝わる直人の優しさを噛み締めた。


つづく

6コメント

  • 1000 / 1000

  • マヤ

    2019.01.12 09:31

    @フランソワ fRancoisまりあロボ出たー‼ 真面目で人を裏切ったりしない二人ゆえに夢物語だけで終わりそうな純愛😫 どうしたものかね😢ふらちゃん🐝
  • マヤ

    2019.01.12 09:29

    @kia切ないね😢 まだ滞在時間が残ってるから、進展があればいいのに…😳
  • フランソワ fRancois

    2019.01.12 08:59

    まりあちゃん、誰と未来を歩きたいか分かってるだろうに。 ナオティーだって、幸せになってね、なんて精一杯の強がり言わなくていいのになんでこんなに幸せそうなのに切ないの、つらい。 もう二人で逃げ出してくれーHIROさん逃走資金とジェットチャーターして、恭介まりあロボ作ってーー!!!!