『W旦那+(プラス)』 はじめてのおつかい22 三代目妄想劇場 特別編
臣「あとおつかいなんだっけ?」
隆二「臣のリップと俺の喉飴…」
臣「多分あのまま陽翔くんやお父さんと帰ってくるな」
隆二「構いませんか?」
D「特別編です。それもありかと…」
隆二「あれもOKですか?」
モニターには隆臣と陽翔親子が映し出されている。
陽翔「たぁくん重そうね、ひなたも一緒に持つよ」
隆臣「いいの?半分こしゅる?」
陽翔「いーよ♪」
隆臣「お手てもちゅなぐ?」
陽翔「そだね」
ケーキとカレーが入った袋を片方づつ持ち、あいてる手を繋いで二人が向かい合った。
「それじゃ一歩も前に進まないよ 笑」
隆臣「そーなの?」
陽翔「歩けないね」
隆臣「ひーしゃん、お手ては後にしゅる?」
陽翔「そだね」
「それがいいね 笑」
荷物を間に挟んでようやく前を向いた。
隆臣「ひーしゃん!ちゅっぱちゅ」
陽翔「しんこう!」
隆臣「おー!✊」
隆二「あれじゃおつかいにならないんじゃ…」
P「ハハハ💦…それもありかと」
臣「陽翔君と一緒に帰ってくるな」
隆二「一階に降りて待ってよ」
D「そうですね!カメラ一台マンション前にスタンバイさせて」
ディレクターがADに指示をした。
隆二「じゃあニャーにゃはお家でいい子にしててね♪」
「ミャア」
隆二が子猫にチュッとした。
臣「ライバル出現…」
隆二「ん?なんか言った?」
臣「なんでもねーよ…」
臣「てか、隆臣すんなり帰ってくると思うか?」
隆二「え?まだなにか起こりそう?」
臣「そもそも陽翔君のパパ、撮影のこと知ってんのかなぁ?」
隆二「ほんとだ‼たまたま出くわしたんだよね💦」
臣「あのまま動物や虫と遭遇しなけりゃ真っ直ぐ帰ってくるか…」
隆二「陽翔くんのパパに知らせますか?」
P「いや、我々としても出来るだけ隆臣くんの日常生活そのままを撮りたいので、このままの方が有難いです」
隆二「そうですか」
D「あー‼隆臣くん…」
隆二「え?どーしました?」
ゲージに子猫を入れていた隆二が振り返った。
臣「地面に…」
P「ケーキの袋を…」
隆二「置いた💦」
つづく
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2018.12.13 09:26
2018.12.13 08:49
2018.12.13 05:46