ヒューマノイドロボット『RYUJI』蜜月島 mission14-⑤
「せんせ…欲しいの?」
「ああ…欲しくて堪らない」
雅が着ている薄いシルクのブラウスを軽く降ろすと、白くて滑らかな肩が剥き出しになった。
「壊れ物を扱うように、優しく愛してくれるのなら…いいよ」
立ったままその首筋から肩まで恭介の舌が這う。
「あん…せんせ、ここですんの?」
恭介の手がするりと雅の股間に滑り込んだ。
膝まであるブラウスの下にはなにも着けていない。
「ちょ…いきなり‼…あんん」
「何日ぶりかな…」
「手術が終わってから、ずっとベッタリだったもの…僕の入る余地なんて…あっ‼」
「奪いたければそうすればいいものを」
「本気で言ってんの?アイツとは別れないでしょ?」
「挙式が済んだら別れるよ、元々そういう約束だ」
雅を抱き上げた。
雅の細い腕が、恭介の首に絡みつく。
「…僕も、お払い箱?」
「愛人になるか?」
「…びっくりした、アイツじゃなくて僕でいいの?」
「楽しませ方を知ってるのは、お前の方だろ?」
「そりゃそーだよ、先生がそうやって僕を育てたんだから」
「今夜はなにもしないでいいよ、お前の言うとおりに奉仕するから」
ブラウスを脱がして雅をベッドの上に横たえた。
全裸の雅は恭介の顎に触れ、怪しく笑った。
「じゃあ先生…足、舐めてよ」
恭介は黒髪を揺らし、雅の視界から消えた。
to be continued…
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2018.11.23 02:35
2018.11.23 01:51