ヒューマノイドロボット『RYUJI』蜜月島mission 11-③
隆二がいた部屋はキッチンで業務用の大きな冷蔵庫が目に入った。
隆二が冷蔵庫を開けてみると、中には大量の食材やペットボトルが入っている。
「保存がきくフルーツや冷凍食品、米にシリアル、高級食材もあるよ」
冷蔵庫の横には段ボールが積まれていて、中にはミネラルウォーターや清涼飲料水が入っている。
「酒やビール、シャンパンもあるし、キャビアにフォアグラ、ハモン・セラーノの原木まで用意されてる」
「ざっと見積もっても…ひと月位は食材に不自由しないね」
コテージの扉を開ける時に思い巡らせた2つの未来…
プラスとマイナス…
クルーザーやコテージの状況からして、自分達は用意周到な罠に嵌められたに違いない。
それも厚待遇だ。
…1ヶ月はここで生活しろとでも言わんばかりに…
「電気やガスは?」
「うん、こっちにきてよ」
キッチンの別の扉を出るとバスルームがあった。
大人二人がゆっくり入れそうな大きめのバスタブとシャワーがあって、脱衣室には乾燥機付きの大きなランドリーが置かれ、ホテル仕様の厚めのバスタオル等が完備されている。
「ここから外に出てみたら…」
to be continued…
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2018.10.11 09:14
2018.10.11 09:10