『W旦那+(プラス)』 TAKAOMI39 三代目妄想劇場ショートストーリー
「パーパ❗電話よーっ」
隆臣の元気な声で目が覚めた。
隆二の上にまたがってゆさゆさしている。
「…たっくん!?もうおっきしたの?」
「そーよ♪はい❗パーパ」
隆二のiPhoneを両手で取って渡した。
「ありがと…」
「バーバかな?」
寝癖で隆臣の髪が爆発している。
隣を見ると逞しい腕を隆二に絡ませて臣が眠っている。
「げっ!?…臣までここで眠ったの?」
「パーパ❗もしもししないと切れちゃうよ」
「あ❗そーだ…えと」
寝起きでもたつきながら、着信の相手を見た。
「マネージャーしゃんかなぁ?」
隆臣も隆二と臣の間に寝そべってiPhoneを覗きこんだ。
「…待ってね‼たっくん…はい❗もしもし?」
うーん…と言って臣も目を覚ました。
「パーパ?だーれ?お仕事なの?」
「…はい!はい…わかりました」
すぐに通話を切った。
「誰から?」
臣が隆臣を抱き寄せて隆二に尋ねた。
「…警察から」
「…なんて?」
「あの女性…警察署で倒れて病院に運ばれたって」
つづく
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2018.09.09 01:40
2018.09.09 01:38
2018.09.09 00:10