三代目❤夢小説 『NAOTO編18』

 STUDIO SEVEN近くのカフェにまりあの姿があった。



直人との待ち合わせ時間が5分過ぎた。



それでも待っていることが楽しい。



今…このままで、時が止まればいいのに…



そんなことを考えながら、A4サイズのスケッチブックにさらさらとペンを走らせる。



個室の外が急に騒がしくなってきた。



直人の声が聞こえてくる。



「マスターいつもありがとね」



来た‼



一気にカラダが熱くなる。



さっきまでのほんわかした時間が嘘のようだ。



人ってそうなのかも?



旅行に行く前や、ライブが始まる直前がドキドキして楽しい。



大好きな人を待ってる時間が、一番幸せなのかもしれない。



「まりあちゃん、入るよ」



つづく

0コメント

  • 1000 / 1000