『W旦那+(プラス)』 the "no" phase⑤ 三代目妄想劇場ショートストーリー

隆臣は健二郎の隣に座り、興味津々だ。



「なにしゅるの?」



「えーから、たっくんも砂集めてや」



「はぁい!」



「素直やな」



二人してざっくざっく砂を掘り起こす。



「ここの土は自然な状態に近いな」



「見てみ、たっくん!ミミズ出てきたで」



「わぁー!むいむいいたっ!!!おうち持って帰る」



「そんなことしたら、臣パパが倒れるで  笑」



「そーなの?」



「隆二も苦手やしな、ここで遊んどき」



「はーい🎵」



隆臣は砂集めをやめてミミズで遊びはじめた。



「むいむい、お名前は?」



「三代目や」



「しゅごーい✨またしゃんだいめいた!」



(無意識でまたやってしもた…)



(たっくんの周り、三代目だらけになってしもたなぁ…)



つづく

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