『W旦那+(プラス)』番外編⑬ 三代目妄想劇場


呆気にとられたまま彼女の顔を見ていると、
「隆二さん、入りましょ♪」と俺の腕に手を絡ませてきた。




「う、うん」




これはなに?




未来の世界?




横を歩く乃愛を見てみる。




肌の瑞々しさ…




髪の艶…




どう見ても18、9位だろうか?




がんちゃんをフルメイクで女装させたような…




いや、多分その数倍美しい…




理愛ちゃんの遺伝子も濃く受け継いでいるんだろな…




…俺は?




店に入りオーダーを済ませ、すぐにトイレへ向かった。




鏡には未来の…年を重ねた俺の姿が…







いや、俺は…






現在の姿、そのままだった…






つづく

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