三代目❤夢小説 『直己編⑨』
「この先の竹林…出るそうだよ」
撮影の合間、カメラの機材を整備しているスタッフ同士の会話が耳に入ってきた
「出るって?イノシシか何か?」
いつもはスタッフの雑談に入ることもないのに、その日は自然に問いかけている自分がいた
スタッフA「直己さん…イノシシなんか、まだ可愛い方ですよ」
気弱そうなスタッフの一人が苦笑しながら直己に答えた
スタッフB「京の都に千年生きる妖怪の類(たぐ)いらしいっす」
「妖怪?まさか…」
スタッフB「いや、それがマジらしくて」
「年間に何人か観光客が行方不明になるとかで…」
「京に千年生きる妖怪…」
つづく
夢小説ですが、今回から直己さん目線で
ストーリーが進んでいきます。
3コメント
2018.03.03 05:48
2018.03.03 05:47
2018.03.03 05:11