三代目❤夢小説 『直己編⑤』

「有名な方みたいですね?」


「三代目って…ご存知ないですか?」


「ごめんなさい…うちはテレビを見ないので、芸能関係はあまり詳しくありません」


「携帯は?」


「…持っていません」


「そうなんだ…このネット社会で、珍しいですね」


「お恥ずかしいです」


「いや、そんなこと…古都にはその方が合ってる気がする」


お世辞を言った風でもない


「そういう生活もいいもんです」


背中と同じくらいに、心も温かい人に思えた


彼はゆっくり歩を進める


つづく


夢小説です。
ヒロインに名前はありません。
ヒロインになった気分で読んでみて下さい。







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