『W旦那+(プラス)』第152話 三代目妄想劇場
臣が袖から腕を出し上着を脱ごうとしていると、
「焦れったいな」と隆二が小さく呟いて、臣の上着を剥ぎ取り放り投げた。
臣のピアスが激しく揺れる。
「…多分それ、いつもなら俺の役目じゃない?」
隆二は何も答えず、目を細めて渋い顔をし、臣の上に跨(またが)り、両手で臣の肩を押さえた。
「おいっ!スルーかよ」
隆二は臣の顎をクイっと上げ…
力強く唇に吸いついた。
すぐに隆二から舌を絡ませ、臣の口中を自由に動き回る。
相方の舌は蕩(とろ)けるように柔らかく、臣を刺激する。
隆二は顔の位置を何度も変えながら、思いっきりキスを堪能する。
臣「ん…ぅん」
隆二「んーーっ」
たっぷりと余韻を残し、隆二が唇を離した。
「いきなり…激しいな」
「2年ぶりだからね」
End
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