『W旦那+(プラス)』第145話 三代目妄想劇場

臣のマンションは、破壊されたゲストルームの扉も綺麗に修繕され、あの日から隆二はこの部屋に住んでいる。





悪魔が離脱してからの臣の状態を見ていると、離れて暮らす気にはなれなかった。





臣は時々不安になるのか、隆二の手を握って離さない時があるが、それ以上の関係ではない。





悪魔に心と体を支配され、悪魔が離脱したのと同時に、隆二との記憶まで手放してしまったのだろう。





隆二(このまま一生思い出せなかったら…)





(その時は…)









「臣、俺自分の部屋に荷物置いて着替えてくるから、ベイビーお願いしていい?」





臣「ん」





隆二に抱かれた隆臣は眠そうにしている。





隆二「ほら!たっくん、臣と一緒にいてね」





隆臣は半分目を開けて、小さくあくびをした。





隆二から隆臣を受けとる。






隆臣は臣の胸にもたれて、目を擦っている。






隆二は隆臣の小さな手を触り、





「外寒かったからね。あったかいミルク飲んだらねんねしようね」





そう言って隆二はゲストルームへ向かった。






End















マヤ

三代目・BTS妄想ストーリー書いています

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