『W旦那+(プラス)』第137話 三代目妄想劇場
理愛は当初から二人が本気にならないように、ディープキスなどは避けていた。
精を採取する目的を果たした時点で、
二人の元を離れなければならない。
その5年の共同生活の中で、かつて二人が深く愛し合っていて、不本意な別れ方をした事を知った。
理愛は、地球ではまだ確立されていない高度な記憶操作を施して、二人が就寝中に過去の情報を得ていた。
二人の過去を知った事で、本来の目的が少しずつ変化し始めた。
日替わりの生活をする中で、二人に対する恩から来る情も生まれていた。
日常的にキスはするが、二人が理愛に手を出さない事に、夫がしびれを切らしていた頃、
店に出入りするようになった当初から、理愛自身が好意を持ち始めていた剛典と接触する機会があった。
理愛達夫婦の仲は完全に冷えきっていた。
夫は理愛の変化から、剛典への心変わりを憂い始める。
夫は独断で、地球上の古の悪魔『サキュバス』を蘇らせた。
元々生殖能力を持たない為、人間の精を採取し、自分の子孫を残すという目的が一致していることから、
サキュバスをそそのかすのに手間は
かからなかった。
そうして「O」と「R」のサンプル採取の時期を早め、一日も早く地球を離れようとしていた。
End
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2018.02.13 14:47
2018.02.13 14:32