『W旦那+(プラス)』第134話 三代目妄想劇場

理愛「ご無沙汰していました」




隆二「げ…元気そうで何よりだけど…
さっき俺らの事パパって…」




理愛「驚かせてすみません…」




臣と隆二はほぼ同時に同じ事を考えていた。




幼い子供のことだ。




間違えて他人を『パパ』と呼ぶこともあるだろう。




しかし目の前で理愛に抱かれた男の子をよく見ると、




目元が臣、鼻と口元は隆二のそれで、
臣と同じ位置、目の下にホクロがある。




隆二のようにアヒル口をして口角を上げて笑うと、右頬にエクボができた。




(まさか…ね)




二人は、しばらく無言で男の子を見つめていたが、隆二がハッと我に帰り、
理愛に尋ねた。




「今日はご主人は?」




「あれからすぐに離婚しました」




隆二「えっ⁉︎また…どうして?」




臣「記憶は戻ったの?」




少し沈黙があり、理愛が意を決したような表情を浮かべ、語り始めた。




End



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