『孤独③』(続•臣隆妄想劇場120)ショートバージョン
臣「心配すんな、浮気なんかしない」
隆二「…ほんと?」
臣「たった5日でこんなになってたら、2ヶ月持たねーぞ」
隆二「おれ…仕事だからって割り切って…」
臣「うん」
隆二「まだ2週間あるし…」
臣「ん…」
隆二「出発まで飽きるまで抱き合って、愛し合って…」
臣「うん」
隆二「そしたら2ヶ月くらい、笑って乗り切れるんじゃないかって…」
臣「……」
臣は堪らなくなり、隆二の頭を抱いて
髪にキスをする。
隆二「そしたら…」
臣「ん…」
隆二「臣が変なウサギのお面だけ残して、帰って来なくなって…」
臣(変なって…)
隆二「もしかしてこのまま…別れてしまうのかなって…」
臣「別れて欲しい時は、急に消えたりしないよ」
隆二「もう少しで…」
臣「ん?」
臣は隆二の目を見た。
隆二「もう少しで…寂しくて、心が死んじゃうとこだったよ…」
隆二は目にいっぱい涙をためている。
ズキッと臣の胸に痛みが走る。
臣「ごめん…」
両腕で包み込むように、隆二をしっかりと抱きしめた。
続く
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2018.02.02 12:57
2018.02.02 11:28
2018.02.02 05:18