『HAPPY BABY④』(続•臣隆妄想劇場95)ショートバージョン
隆二は臣の隣に足を投げ出して座り、靴下を脱いだ。
臣は左手で陽翔を抱えながら、右手で隆二の涙を拭った。
すぐに足の小指を触ってみると、赤くなってはいるが、大したことはなさそうだ。
隆二「すんっ💧…マジでいてぇ…」
すると臣は隆二の唇に優しく口づけをし、
「痛いの、飛んでけ」と囁いた。
隆二「おみ…」
隆二の頬に触れている臣の右手を掴み「アーア」と陽翔が催促をする。
臣「あ…ごめんな陽翔、メシにしよっか」
隆二「あっ!俺やる」
臣「5分交代な!」
隆二「メシもかよ…」
臣が足の間に陽翔を座らせ、隆二がスプーンでお粥をすくい、フーフーしてから陽翔の口に持っていく。
隆二「あーん…パクッ♡ひーたん、おいしい?」
ピンクのほっぺを可愛らしく動かし、モグモグする陽翔。
隆二「うへぇ!かわい…ちっちゃい歯が下に2本生えてるよ」
臣「ほんと?俺見えない…早く代われよな」
隆二「せわしないパパでしゅね、臣は…」
言った本人がハッとした。
臣「あ…パパって言った」
臣「じゃ、やっぱお前がママだ」
隆二「るせっ!Wパパだ!文句あっか?」
陽翔「アーア」
隆二「はーい♡ひーたん…次お野菜でちゅか?」
臣(いいママになれるよ…きっと)
臣は目を細めて隆二の顔を見ている。
続く
4コメント
2018.01.06 23:54
2018.01.06 23:52
2018.01.06 23:47