『溺愛⑥』(続・臣隆妄想劇場63)ショートバージョン
臣「隆二…俺のこと、どう思ってんの?」
隆二「へ?らにをいまさら?」
臣(なにを今更…と言いたいんだろ…)
臣「ちゃんと言葉にしないとわかんないよ」
隆二「おっ…⁉︎どっかで聞いたセリフ…ハイローだったかな?」
臣(ハイローにそんなシーンねぇだろ…
その口が言ったんだよ)
臣は堪えきれず、隆二の顎を手で掴み、口づけをする。
隆二「んーっ…」
臣(うわっ…めっちゃ酒臭い…飲ませ過ぎたかな?)
いつもより大きな音を立て、深いキスをする臣。
ゆっくり離すと、隆二が蕩(とろ)けそうな表情をして、
「おみくん…キスうま…」と言う。
臣「今頃気づいたの?」
隆二「へ?そんなに何回もチューしましたっけ?」
臣「毎日してるだろ」
隆二「チューだけ?」
臣「覚えてないの?」
隆二「うん…」
臣「思い出させてやろうか?」
隆二「どーやんの?」
臣「ひょっとして誘ってる?隆二…」
隆二が着ているシャツのボタンをせかせかと外していく。
隆二「…慌てんなし…」
臣「酔ってんのに余裕だな、お前…」
隆二の小さな胸の突起を口に含む。
「あっ…そんなとこ吸っちゃ…」
ビクンと上体を反らす。
臣「思い出した?」
「はぁ…」
臣(酔った時に見せる色気…)
「隆二…好きって言ってみ…」
続く
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